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外国人とともに暮らす社会を考える講座

県内で生活する外国人が増加する中、外国人とともに暮らす社会について考える講座が岡山市で行われ、参加した人たちはお互いの違いを認め合う重要性などを学びました。

この講座は、岡山市北区の岡山国際交流センターで開かれ、県内で暮らす外国人のほか中学生や高校生などあわせておよそ40人が参加しました。
はじめに、総社市役所の職員でブラジル出身の譚俊偉さんが、来日している人には必ずしも英語が通じるわけではないとして、日常生活から災害時まで、「やさしい日本語」で会話することが重要だと話していました。
また、オーストリア出身の林原エヴィリンさんと、ドイツ出身のホルツアッペル・ニクラスさんが登壇し、外国人とともに暮らす社会に関連して、ヨーロッパの国々による難民の受け入れを例に講演しました。
この中では、もともと住んでいた人たちと、新たに生活を始めた外国人との間には、心理的な溝が生じる場合もあることから、長期的に共に生活していくためには、お互いの文化を理解しあうことが重要だと話していました。
参加した中学生は「日本で生活する外国人は増えていますが、距離をとってしまうこともあるように感じます。一緒に手を取り合って暮らしていきたいです」と話していました。